お薬が増えるとどうなる?
例えば、ふらつき、転倒、物忘れ、食欲不振などといった副作用が起こりやすくなります。
これらの症状は、日常生活に支障をきたし、骨折などの事故につながる可能性もあります。
また、年齢を重ねるほど、副作用が出やすい傾向があります。その理由は、体内でお薬を分解したり、排泄したりする力が弱くなり、お薬が効きすぎるためと言われています。
医療費の負担が増えるかもしれません
お薬の種類が増えると副作用のリスクが高まるだけでなく、飲み忘れや飲み間違いも起こりやすくなります。
その結果、症状が悪化し、さらに医療費がかかるかもしれません。
お薬が増え過ぎるのを防ぐには?
お薬をただたくさん飲めば病気が早く治るわけではありません。
以下のポイントを意識して、お薬と上手に付き合いましょう。
・お薬手帳は1冊にまとめましょう。
・用法・用量を守りましょう。
・体調に変化があったら医師・薬剤師に相談しましょう。
お薬のことはかかりつけ薬局に相談しよう!
複数の医療機関を受診している方は、かかりつけ薬局を決めて、薬剤師に相談することをおすすめします。
薬剤師は、患者さんが服用しているすべてのお薬を把握し、飲み合わせや副作用のリスクなどを確認してくれます。
また、お薬に関する疑問や不安にも丁寧に答えてくれます。
お薬の管理をきちんと行い、安心して治療を受け続けるために、かかりつけ薬局を持ちましょう。